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不動産担保ローンとは?メリット・デメリットや利用する流れなどを解説

不動産担保ローンとは?詳しい仕組みやメリットとデメリット、利用方法を解説

不動産担保ローンとは、所有する不動産を担保としてお借入れする方法です。

無担保ローンに比べて、低金利で高額のご融資を受けられる可能性が高く、事業用資金を用意する手段として検討する方も多いようです。

お申込み前に、どれくらいの金利でどれほどの金額を借りられるのか、土地や建物を担保にするとどれほどのメリットを得られるのかなど、仕組みを正しく理解しておきましょう。

本記事では、不動産担保ローンの仕組み、メリットとデメリットをわかりやすく解説します。

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不動産担保ローンの特徴

不動産担保ローンとは、所有する土地や建物などの不動産を担保にして融資を受けるローンのことです。

不動産担保ローンでは、建物・土地、賃貸用物件などの不動産を担保に融資を受けるため、融資する側のリスクが低くなります。

そのため、キャッシングやカードローンなどの無担保ローンとは違い、低金利かつ長期間の借入れに対応していることが特徴です。担保に設定できる不動産は、本人名義以外にも家族名義が対象になります。

ただし、返済ができない場合には、担保にした物件を手放さなければならないリスクがあるので注意しましょう。

不動産担保ローンは借入先のおまとめや事業資金としても活用可能

不動産担保ローンは原則、利用目的が自由な場合が多く、幅広い用途に利用できます。たとえば、以下のような活用方法が可能です。

  • 不動産担保ローンで複数の借入先をまとめる
  • 事業資金として不動産担保ローンを活用する

また、借入先によっては利用目的ごとに不動産担保ローンが用意されている場合もあり、事業資金としての利用を目的としている事業者向けの不動産担保ローンなどもあります。

利用目的が決まっている場合は、目的別の不動産担保ローンを選択するのもよいでしょう。

なお、借入先によって不動産担保ローンの条件は異なります。融資を受けた後に認識の齟齬がないように、不動産担保ローンを利用する際は事前にしっかりと条件を確認しましょう。

不動産担保ローンのメリット

不動産担保ローンには、無担保ローンにはないメリットがあります。以下では、不動産担保ローンを利用する主なメリットを紹介します。

金利(契約利率)が低い

不動産担保ローンは、土地・建物などの不動産を担保に入れることで、一般的な無担保ローンに比べて低金利での借入れが可能です。

日本貸金業協会のデータによると、2024年8月時点の消費者向けの貸付金利は無担保ローンが約15%、有担保ローンが約4%で、不動産担保ローンを含む有担保ローンのほうが10%ほど低金利であることがわかります。

金利が低い不動産担保ローンを利用すれば、毎月の返済金額や総返済額を抑えられます。ただし、貸付金利は金融機関によって異なるため、事前に確認してから申込先を検討しましょう。

出典:日本貸金業協会「【貸金業関連資料】月次統計資料」

まとまった金額の融資を受けられる

不動産担保ローンは融資額の大きさもメリットのひとつです。

不動産担保ローンの融資額は、契約者の返済能力のほか、不動産の担保価値(市場評価額)によって変わります。

不動産の担保価値は大きく、融資額の上限を1億円以上とするところもあります。実際、AGビジネスサポートの「不動産担保ビジネスローン」では最大5億円のご融資に対応しています。

一般的な無担保のビジネスローンは1,000万円ほどを融資額の上限としており、不動産担保ローンと比較して融資額の規模が小さくなります。そのため、事業用資金などでまとまった資金を調達するときにも不動産担保ローンは便利です。

長期間の借入れにも対応している

不動産担保ローンは返済期間を長く設定できる傾向があり、AGビジネスサポートのように最長30年のローンを提供する商品もあります。

ローンの借入れは、返済期間を長期にするほど月々の返済金額を抑えられ、計画的な利用が可能です。ただし、返済期間が長くなると、利息の総支払額が大きくなるため注意しましょう。ローンの申込前に、無理のない返済計画を考えることも重要です。

不動産担保ローンのデメリット

不動産担保ローンにはメリットがある反面、デメリットもあります。以下では、不動産担保ローンを利用する主なデメリットを紹介します。

融資を受けるまでに時間がかかる

不動産担保ローンは、申込者の審査に加え、担保となる不動産の審査が必要です。

不動産の担保価値を評価する時間がかかる分、キャッシングやカードローンなどの無担保ローンに比べると借入れまでに時間がかかります。申込みから融資までに1週間以上かかることも珍しくありません。

しかし、AGビジネスサポートでは、ご融資まで最短3日で対応します。できるだけスムーズに資金を調達したい方は、融資までにかかる時間を考慮して商品を選びましょう。

不動産を失うリスクをともなう

不動産担保ローンでは、融資前に担保とする不動産に抵当権を設定します。

抵当権とは、不動産の売却代金から貸付金と利息を回収する権利です。そのため、契約者が返済不能になれば、借入先によって不動産が売却されます。

諸費用が発生する

借入先が不動産を担保とする手続きには、事務手数料、不動産鑑定費用、印紙代、登記費用などの諸費用がかかります。こうした諸費用が負担になる場合があります。

融資額が大きくなると、数十万円単位の諸費用が発生する場合もあるでしょう。反対に融資額が少なければ諸費用の負担は相対的に大きくなり、カードローンなどの無担保ローンでの借入れより、総支払額が増えるケースも考えられます。

諸費用は借入先によって異なります。こうした諸費用がどれくらいかかるか、借入先候補の情報を事前に調べておきましょう。

不動産担保ローンの申込条件

不動産担保ローンの申込条件

不動産担保ローンの申込条件は、基本的に「抵当権を設定できる不動産があること」です。不動産の名義は本人のほか、3親等以内の親族であれば担保の対象になります。

ただし、不動産担保ローンによっては根抵当権の設定が必要な場合があります。根抵当権とは、一定の金額の範囲(極度額)内で継続的な借入れをする際に設定される特殊な抵当権のことです。

事業者向けの不動産担保ローンのように、継続的な取引を想定している場合は、根抵当権を設定することが多いので覚えておきましょう。

また、家族名義の不動産を担保にする場合や、法人が不動産担保ローンを利用する場合は、連帯保証人が必要になるケースもあります。連帯保証人の有無は状況によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

不動産担保ローンの利用には審査があることに注意

不動産担保ローンの申込時は審査が実施されます。審査に通過できない場合は、融資を受けることができないため、事前に知識を身につけておくことが大切です。以下では、不動産担保ローンの審査について紹介します。

審査で重要となる項目

不動産担保ローンでは、融資の可否や融資額を決定するために以下の2点が主な審査項目となります。

  • 返済能力(信用力)
  • 不動産の担保価値

申込者の返済能力は、あらゆるローン商品で審査における重要な基準です。個人の場合は、返済能力を確認するために収入や他社からの借入状況が確認されます。

いっぽう、個人事業主や法人の場合は、事業内容や営業年数、他社からの借入状況などから、事業の安定性が審査されます。不動産担保ローンは長期にわたって返済が続くと見込まれるため、申込者の年齢も審査基準のひとつとなる場合があります。

また、不動産担保ローンは、土地や建物などの不動産を担保にお金を借入れる有担保ローンのため、多くの場合、不動産の担保価値がそのまま融資額の上限になります。

不動産の担保価値が高いほど融資を受けやすくなりますが、担保価値が低すぎると受けられない可能性があります。借入先ごとに不動産の評価方法、担保価値の判断が異なるため注意しましょう。

事業者向けの不動産担保ローンは総量規制の対象外

カードローンなどの貸金業法が適用される金融商品には、「借入総額が年収の3分の1まで」という総量規制があります。

しかし、不動産担保ローンは、個人が自宅を担保にして借りる場合を除き、基本的に総量規制の除外貸付けに該当するため、総量規制の対象になりません。

また、事業者向けの不動産担保ローンは、一定の要件を満たすことで自宅を担保にする場合でも総量規制の適用外となる可能性があります。

不動産を担保に融資を受ける際、総量規制の対象になるかどうか不安な場合は、申込時に担当者に確認してみましょう。

不動産担保ローンを利用する流れ

不動産担保ローンは、取扱う金融機関や消費者金融などのホームページから仮審査の申込みが可能です。

不動産担保ローンを利用する流れは、借入先によって異なりますが、ここではAGビジネスサポートを例に不動産担保ローンを利用する手順を紹介します。

  1. 問合せ(調査):不動産の評価額調査により、融資額の目安を確認する
  2. 申込み:ホームページからお申込みして、審査に必要な書類を把握する
  3. 審査:必要書類を提出すると審査が始まり、数日のうちに審査結果が通知される
  4. 契約・ご融資:調整された契約日に抵当権設定契約・金銭消費貸借契約を交わす

契約手続きが完了すると、融資が受けられるようになります。

申込時に必要な書類

不動産担保ローンの申込みには複数の書類が必要になります。ここでは、AGビジネスサポートの不動産担保ローンを利用する際に必要な書類を紹介します。

法人
  • 代表者の本人確認書類
  • 決算書
  • 固定資産評価証明書(名寄台帳)
  • 各種納税証明書
  • 担保物件に先順位のお借入れがある場合は返済予定表
  • 現在の残高がわかる書類
  • その他必要に応じた書類
個人事業主
  • 本人確認書類
  • 確定申告書
  • 固定資産評価証明書(名寄台帳)
  • 各種納税証明書
  • 担保物件に先順位のお借入れがある場合は返済予定表
  • 現在の残高がわかる書類
  • 当社所定の事業内容確認書
  • その他必要に応じた書類

借入先によって必要な書類は異なる可能性があるため、詳細は各金融機関のホームページで確認しましょう。

事業者向け不動産担保ローンのご相談は「AGビジネスサポート」へ

事業資金の調達に不動産担保ローンの利用を検討している方は、AGビジネスサポートにご相談ください。

AGビジネスサポートでは、個人事業主、法人代表者の方がお申込みできる「不動産担保ビジネスローン 詳細はこちら」をご提供しています。

簡易診断は最短1日で、ご融資までは最短3日、最大5億円までのご融資に対応しています。※返済期間は最長30年間のため、ゆとりを持ってご返済いただけます。

毎月一定額をご返済する「元利均等返済」のほか、毎月利息のみを支払い、最終の返済日に元金を一括でご返済する「元金一括返済」を選択できるため、計画的なご返済が可能です。

また、一時的な資金不足に備えたい方には、繰り返しお借入れが可能な「不動産担保カードローン」もご用意していますので、状況に合わせてご検討ください。

※お申込みの状況によってはご希望に沿えない場合がございます。

不動産担保ローンはメリットとデメリットを把握したうえで活用しよう

不動産担保ローンは、土地や建物を担保にして借入れするローンのことです。無担保ローンより低金利での借入れが可能なことや、まとまった金額を調達できるなどのメリットがあります。

ただし、返済ができない場合に担保に入れた不動産を失うリスクや、融資を受けるまでの期間が長い傾向があるなどのデメリットもあるため、不動産担保ローンを利用する際は、特徴を把握したうえで検討しましょう。

「AGビジネスサポート」の不動産担保ローンは、最短3日でのご融資に対応しています。不動産担保ビジネスローンのほかに、不動産担保カードローンもあるため、事業資金の調達に悩んでいる方は、一度「AGビジネスサポート」にご相談ください。

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    • 監修者
      • 監修者
      • 竹下 昌成(たけした あきなり)
    • プロフィール
    • 大家業、TAC講師、竹下FP事務所代表。1971年生まれ。兵庫県西宮市在住。立教大学卒業後、地銀やノンバンク、住宅メーカーFPを経て現職。30歳から大家業をスタート、45歳でFIRE。年間家賃収入3,600万円。得意分野は住宅購入と不動産投資。
    • 資格情報
    • CFP、宅地建物取引士、貸金業務取扱主任者、住宅ローンアドバイザーほか
    • https://mbp-japan.com/hyogo/fp-takeshita/
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