不動産担保ローンで追加融資は可能?メリットや気をつけたいポイントも紹介

不動産を担保に借入れをする不動産担保ローンは、資金調達手段のひとつとして利用されています。
不動産担保ローンを契約中の方のなかには、さらにお金が必要になり、追加融資を受けられるか気になっている方もいるのではないでしょうか。
不動産担保ローンは、状況によって追加融資を受けられる可能性があります。ただし、追加融資を受けるときは、メリット・デメリット、注意点を把握しておくことが大切です。
この記事では、不動産担保ローンで追加融資を受けることができるのかを解説するほか、メリット・デメリット、融資を受ける際に気をつけたいポイントを紹介します。
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不動産担保ローンで追加融資を受けることは可能?
金融機関やお借入れのプランによっても異なりますが、不動産担保ローンで追加融資を受けることは可能です。
現在利用している金融機関でそのまま追加融資を受けることができるほか、異なる金融機関を利用して追加融資を受けられる場合もあります。
ただし、誰でも追加融資を受けられるわけではありません。追加融資に関しては、基本的に、担保にしている物件の余力がないと難しいほか、プランによってはそもそも追加融資を受けられない場合もあるため、確認が必要です。
不動産担保ローンで追加融資が必要になる事例
不動産担保ローンを契約中に追加融資が必要になるケースは、人によって異なります。追加融資にはデメリットもあるため、単純に資金がほしいからといって安易に追加融資を考えることはおすすめできません。
ここでは、主に追加融資が必要になる事例を紹介します。
事業の運転資金が不足した場合
事業は計画通り進まないことも珍しくありません。不動産担保ローンで借入れしても、「予定より支出が多くなった」「想定より事業の進捗がよくない」など、事業の運転資金が不足してしまうことも考えられます。
事業の拡大や設備投資などでは、ある程度まとまったお金が必要になりますが、不動産担保ローンで追加融資を受ければ、無担保ローンに比べて低金利かつまとまった資金を確保することが可能です。
借換えとして利用する場合
事業資金として複数社から借入れしている場合、不動産担保ローンの追加融資を利用してひとつにまとめることが可能です。
異なる借入先へ別々に返済するより、追加融資を活用して借換えをすれば、返済金額の負担を軽減できます。
不動産担保ローンは、原則利用目的が自由です。そのため、不動産担保ローンで1回目の借入れを事業の運転資金、追加融資を借換えに利用するというケースも考えられるでしょう。
不動産担保ローンで追加融資を受けるメリット
以下で、不動産担保ローンで追加融資を受ける主なメリットを紹介します。
メリット① 長期間での返済が可能
不動産担保ローンは、基本的に長期間に渡って借入金額を返済します。追加融資に関しても長期間の借入れとなるケースが多いため、月々の返済負担を抑えながら、計画的に返済することができるでしょう。
ただし、借入期間が長くなるほど利息の総支払額は大きくなるので、事前に返済総額のシミュレーションをしておくことが大切です。
メリット② 低金利で追加融資が受けられる
基本的に、不動産担保ローンは無担保ローンに比べて低金利になる傾向があります。追加融資に関しても同様なため、低金利でさらに融資を受けられる点は大きなメリットです。
ただし、金利は金融機関やプランによって異なるため、事前に確認しておく必要があります。同じ金融機関から追加融資を受けるのであれば、担当者に相談してみるのもよいでしょう。
不動産担保ローンで追加融資を受けるデメリット
不動産担保ローンで追加融資を受ける場合、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが大切です。次に不動産担保ローンで追加融資を受ける主なデメリットを紹介します。
デメリット① 返済リスクを高める
不動産担保ローンは、返済ができない場合に、担保に入れた不動産の売却によって元金や利息の返済を実施するため、不動産を失うリスクがあります。
追加融資を受けるということは、その分借入金額も大きくなるため、返済のリスクが高くなる点は大きなデメリットでしょう。
デメリット② 融資を受けるための費用や時間がかかる
異なる金融機関から不動産担保ローンで追加融資を受ける場合は、再度の申込みや審査が必要です。
また、諸経費として事務手数料や不動産調査費用、印紙代などもかかるほか、必要な書類も準備しなければいけません。
このように、不動産担保ローンの追加融資は、費用と時間がかかってしまう点が大きなデメリットです。
なお、同じ金融機関から追加融資を受ける場合は、不動産調査などが完了しているため、新規でお申込むより迅速に融資を受けられる可能性があります。
追加融資の可否は金融機関やプランによって異なるため、取引中の金融機関の担当者に確認してみるとよいでしょう。
不動産担保ローンで追加融資を受けるときに気をつけるポイント

不動産担保ローンで追加融資を受けるためには、いくつか気をつけるポイントがあります。主なポイントを紹介するので、追加融資を検討している方は事前に確認しておきましょう。
担保に余力があるか確認する
不動産担保ローンは、担保にする不動産に借入金額を超える価値が備わっていることが前提です。そのため、追加融資を受けるためには、担保としている不動産に余力がなければいけません。
土地や物件は時間の経過とともに値下がりすることもあります。不動産担保ローンで追加融資を受ける場合、担保にする不動産が当時の価値より下がっている可能性も考えられるため、申込みする前に担保の余力を確認しておくことが大切です。
二番抵当でも借入れが可能な金融機関を選ぶ
不動産担保ローンでは不動産を担保にするため、抵当権を考慮する必要があります。抵当権は、返済ができない場合に、担保に入れた不動産を債権者が処分できる権利のことで、登記した順番に順位(抵当順位)がつけられます。
同じ金融機関から追加融資を受けるのであれば気にする必要はありませんが、異なる金融機関から不動産担保ローンで追加融資を受ける場合は、抵当順位に注意が必要です。
基本的に、一番抵当であれば問題ありませんが、二番抵当は債権回収のリスクが高くなり、避けられる傾向があります。そのため、不動産担保ローンで異なる金融機関から追加融資を受ける場合は、二番抵当でもお借入れが可能な金融機関を選ぶようにしましょう。
必ず追加融資を受けられるわけではない
不動産担保ローンを提供している金融機関はさまざまあり、融資条件は異なります。金融機関やプランによっては追加融資に対応していないことがあるため、必ず追加融資を受けられるわけではないことに注意が必要です。
なお、すでに契約中の不動産担保ローンをおまとめローンとして利用している場合は、基本的に同じプランで追加融資を受けることができないので、覚えておきましょう。
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不動産担保ローンの契約中でも追加融資は可能
金融機関やプランによっても異なりますが、現在不動産担保ローンを契約中の方でも追加融資を受けることは可能です。
ただし、追加融資にはメリットがある反面、デメリットもあるので、メリットとデメリットをよく考えて検討することをおすすめします。
また、不動産担保ローンで追加融資を受けるときは、気をつけたいポイントもあるため、把握しておくとよいでしょう。
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事業資金の調達を検討している方は、AGビジネスサポートにご相談ください。
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- 監修者
- 竹下 昌成(たけした あきなり)
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- プロフィール
- 大家業、TAC講師、竹下FP事務所代表。1971年生まれ。兵庫県西宮市在住。立教大学卒業後、地銀やノンバンク、住宅メーカーFPを経て現職。30歳から大家業をスタート、45歳でFIRE。年間家賃収入3,600万円。得意分野は住宅購入と不動産投資。
- 資格情報
- CFP、宅地建物取引士、貸金業務取扱主任者、住宅ローンアドバイザーほか
- https://mbp-japan.com/hyogo/fp-takeshita/